屋根仕舞 奈良つげの家

昨日上棟を見に行った際、とても快晴でよかったのですが、おかげさまで顔が真っ黒になりました。

昔は色白と言われ、焼けても真っ赤になる感じですが、今ではドス黒い色に日焼けしてます。
歳のせいでしょうね。今度から日焼け止めを塗ろうかなと。

さて、引き続き屋根の下地工事を行ってくれています。
前々回お話した屋根の通気の工事。
軒先を垂木間に半円欠きこむことで、軒さきから空気を通して棟で抜くようにしてます。
それによって、屋根の熱を換気させることができます。
半円の欠き込分あけて、もう一枚鼻隠しをつけて完了です。
出来てしまうとわからないですが、とても意味のあることなんです。
あとからできない、壁の耐力壁モイス(白い壁)も張ってくれてます。
モイスを張る前に、四方に黒いパッキンを取り付けているのですが、これはジョイント部から空気が入り込まないように、気密を確保するためのものです。

見えなくなるところにもたくさんの決めごとがあり、こまかな配慮のもと家は造らています。
今の段階でも盛りだくさんですが、これからもっと手の込んだ作業に入ります。

屋根のガルバリウム鋼板が架るとひと安心です。
板金好きの私としては屋根が架かるのが待ち遠しいです。