ちょっとホームページ本体をいじってたこともあり、ブログを放置してました。
その間に、香芝の家が上棟しました。
この日は他の物件の庭工事と同じ日で午後3時くらいに現地にいったのですが、もうすでに棟は上がってました。しかも屋根屋さんまで待機して屋根の防水シートを張る準備までしてました。
下屋根もあり、下屋根のところで外壁の耐力壁を切るわけにはいきませんので、上棟時に耐力壁は張ってくれてます。
あ、ピンポイントの写真があるのでちょっとこの説明します。
構造耐力として、骨組みの梁や柱だけでなく面で抑える構造耐力壁もとても重要で、
外の梁(桁)から2階床梁まで継がないで耐力面材(モイスmoiss)を張る必要があります。
今回のように下屋根がある場合は特に注意が必要で先に下屋根の下地(垂木)をすると、耐力面材が梁から梁まで通せなくなります。
下の写真を見ればわかると思います。
下屋根の垂木(屋根の下地の斜めの材)よりも先にモイスを張ることで、垂木よりも下まで壁が梁延ばせてます。
これは当たり前のようで以外にミスりやすいことです。
上棟時に一気に骨組みを組んでしまうと、この耐力壁モイスは垂木上と下で縁を切らないと張れなくなります。梁の上でモイスを留めつけないと耐力壁として意味がありません・・・
話を戻すと、骨組みを組んでいく様の写真をお施主さんから頂きました。
道路や敷地の間口(巾)が広いところなので、木も吊りやすく大工さんも視野が広く使えてやりやすかったのではと思います。
天気もよく気持ちの良い一日となりました。
お施主さんも家を建てることを実感できた日ではないでしょか。
ここまでは豪快な大工工事ですが、丁寧で地味な作業が始まってきます。