床の間地板幅接ぎ材を選びにいく 藤井寺の家


今日は和室の地板に使う広葉樹を選びに行ってきました。
木を見るのがほんと楽しいです。
今回の目当てはブラックチェリー。
ブラックチェリーは何度も使っていて、私のわかりやす事例だと、たつのの家のキッチンのカウンターに使ってます。
赤味がキレイで色の変化が面白い材です。

地板の必要寸法として幅が約900長さが1.9mで結構幅広なので当初は4枚幅接ぎと思っていたのですが、できるだけ接ぐ枚数を減らす方向で3枚接ぎとしました。

ちょっと素人みたなことをいうと、粗材(表面を仕上げてない材)なので仕上がりのイメージがわかない。
いつも現場に搬入されてキレイに仕上がった木を見るとあまりにもきれいでびっくりするんですよね。この材も今見るよりも数段赤い色かなと思います。

折角なので色んな材を見てきました。

このブビンガの色合いも好きでこれ使いたいなと思っていたのですが、一枚板で今回は少し手が伸びませんでした。
木は色んな色があって、同じ樹種でも木の取る部位によって柾や板目で表情が違うので面白い。
実際にものを見て決めるのが一番確実かなと思います。木の樹種、部位によって大げさでもなく家の表情も変わるのでしっかり吟味してます。
家づくりで杉と桧の針葉樹がメインですが、カウンターや家具などには広葉樹を使ってまた表情の違う経年変化を楽しんでもらたらといいかなと思ってます。

完成見学会で和室の地板も見て確認してください。