7年目の住まい「桧の変化」

先日、七年前にリフォームさせて頂いた、お家に伺いました。

無垢板 のフローリングの変化があまりにも綺麗だったので、みなさんにも見て頂こうと思います。

ご夫婦と小さなお子さんの3人住まいで、ご夫婦は共働きで、奥さんも、なかなか掃除をする暇がないくらいとても忙しい方なんです。

フローリングのワックス も完成時に一度塗ったきりで、それ以降全く塗られてないし、掃除と言っても、掃除機でほこりを吸い取るくらいみたいです。

そんな話を聞いていたので、どんな感じになっているのか少し心配で訪問させて頂いたのですが、掃除をあまりされてないとは全く感じさせない綺麗さでした。

下の写真は の床をアップで撮ったものですが、ワックスを7年前に塗ったきりとは思えない艶です。

お話を聞いてみると、よくご近所のお子さんが遊びに来るそうで、走り回ったり、寝そべったりすることが多いとか。だから、自然とフローリングが磨かれて、こんなに艶がでたのだと思いました。

また、無垢のフローリングは静電気がなくホコリが浮くので、掃除しやすいと仰っていました。

下のフローリングの写真はリフォーム時に張り終えた時のもので、7年生活した上の写真と比べると、まるで別ものような色に変化しています。以前お話した、「桧の黄金色」とはまさしくこれのことです。やはり自然に変化した色は、人工的な色よりも美しいです。

下の写真、お子さんがお母さんに書いた絵。

ちょっとかわいすぎますね。なんか「かあちゃん」という文字にじ~んときちゃいます。けっこうお母さんに似てます。この子将来画家になるかも(笑)

この住まいは予算の関係でフローリングや壁のクロスを替えたり、照明器具を入れ替えたりするだけの小規模なリフォームでした。

また、後日建築士の仕事については書こうと思っているのですが、建築士はなにも「特別な家」だけを設計する訳ではなく、こういったフローリングを張り替える小規模な工事もしていて、フローリングなど素材の選択や照明など、ご予算に合わせた提案をさせて頂いています。

身近にいる建築士をもっと活用することで、「自分らしい家づくり」はできると思いますよ。

この住まい、杉のフローリングも使っているので、次回は杉の変化をお見せしますね。

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