7年目の住まい「杉の変化」

こんにちは、水谷です。

前回は、7年前にリフォームした住まいの「桧の変化」 をお伝えしましたが、壁や床にも使っているので、「杉の変化」も見て頂こうと思います。

リビングの壁一面に杉を使っています。桧と比べると、元々色が濃い茶色しているので、変化がわかりにくいですが、艶(つや)がでてとても綺麗でした。

壁に無垢板を使うと、時計や写真を画鋲で吊るすことができるのもいいですよね。

今回は自然な風合いの壁ですが、節の無い杉を使って、すっきりとした表情の壁にしても、面白いかもしれません。

杉の床をズームで撮った写真です。リフォームしたての時よりも、色が少し濃くなって、落ち着いた表情になっていました。今までに一回もワックスを掛けていないと仰っていましたが、杉の床には艶がでていて綺麗でした。

おそらく、杉そのものの油分が表面にでているのだと思います。

杉は、落ち着きのある色合いですので、壁や天井の白壁とよく馴染んでいました。

上の写真は玄関の「下駄箱の天板」をズームで撮ったもので、素材は を使っています。

写真では杉と似てるように思いますが、実際見ると明らかに、色や艶の表情が違うのがわかります。

いろんな木を使うとそれぞれ違った表情や変化を楽しむことができるので、面白いです。

今回、7年経過した住まいのを見て、無垢板は、その家庭に馴染んで、住む人が生活しやすいように日々変化してる感じがしました。

合板のフローリングよりも値段は高いですが、長年暮らしていくこと考えると、費用対効果は無垢板のフローリングのほうがいいと思います。

家づくりを考えるときに、値段だけを比較するのではなく、長く快適に暮らしていくために、「何を選べばいいのか」視野を広めて考えることで、いい家づくりができますよ。

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