先日棟が上がったところなのですが、急いで垂木や野地板を張る工事へ進んでます。
基本、この時期は雨の養生として作業をするときはシートを取り除いて、一日の終わりにはまた張ってと、養生する手間がとても掛ってしまうので、
雨が掛っても大丈夫になる屋根や壁の下地を急ピッチで進めていくのです。
最近特に雨が多く、なかなか進みにくいことだと思いますが、手際よく進んでます。
現場から各工程の写真をもらってるので助かります。
出来上がるとわかりにくいところなので写真で確認。
上の写真は垂木の間に面戸板はめた写真ですが、凹凸部は屋根の棟まで空気を通して屋根面の熱がこもらないようにするための出入口です。
下屋根の垂木と2階部の取り合い部の写真ですが、
MOiss TMと描かれてる壁は耐力壁といって、構造上重要なものなので、垂木を張る前に上から下まで張ってます。
取り合いになる部分は何を優先するかはとても大切なことなんです。
軒の角先になる部分です。
角の先は屋根ができたり樋が掛ったりすると見えにくくなる分ですが角がキレイに留ってます。
垂木と垂木の間に断熱材を入れてます。ちまたでいう屋根外張り断熱というやつです。
垂木の高さを断熱材の厚みよりも30mm大きくすることで、通気させてます。
一枚目の写真であった空気の出入口の孔から空気が通気できるようになってます。
こんな感じです。
板金好きの私としては屋根の板金が待ち遠しいです。