先週は定例打合せ  京都木津川市の家

上棟後、2週間に一回お施主さん、工務店さんとで現場打ち合わせをしています。

今回は特に決め事もないのですが、現場の進行状況を確認してもらいました。
先日お話させてもらった板金工事が完了していました。

上の写真の下屋根がなぜ段差ができているかといえば、
室内の一部が垂木が見えるようになっていて(下の写真参照)、完成してもこの構造が見えてきて屋根の断熱材を垂木の上に入れているため、断熱材の分だけ、断熱材のない軒先と段差ができています。

軒先の断熱材のないところも同じように下地を厚くして段差をつけないこともできますが、軒先がすっきり見せるためにあえて段差をつけることを選択しています。

雨水を樋のある軒先へスムーズに流れるように様々な形の板金水切りがそれぞれ大事な役割を担っています。

大工さんは引き続き、床のフローリングや開口部の枠などの繊細な仕事に進んでいきます。
開口部の枠周りは建具の開閉にとって大切な部分となりますので、素性の良い材を使って施工をしてくれています。

杉の木は白と赤の部分がはっきりと分かれているので、木の製材の仕方によって白だけだったり白と赤がまばらになってたりするので、この色味を気にすることによって家が落ち着いた感じになります。

色のばらつきは住んで年数経てば同じ色に落ち着いてくるのでそんなにシビヤにならなくてもいいのですが・・・

私は赤い光沢のある杉が好きです。

図面は完了し決め事も決まっていますので、現場が進み過程を見るのは楽しいです。
現場も暖かくなってきたら仕事もやりやすいとおもうので春が待ち遠しいですね。