先月の25.26日で完成見学会をさせて頂きました。
今回地元からは2時間近くかかるの三重県鈴鹿市ということで、あまり申し込みがないのかなと思ったのですが、たくさんの方がはるばる来てくれました。
遠い中ありがとうございました。
鈴鹿市が都会というイメージがあり「こんな喉かなところとは思わなかった」と驚かれた方が多かったです。
この住まいの周りでも高い建物がなく、空がとてもよく見えるところです。
今回1時間に一組の見学と限定させてもらったので、ゆっくりお話しすることができました。
見学会で一番見てもらいたいのが、スケール間で、
今回夫婦2人の平屋の家づくりで25坪なのですが、充分すぎる大きさだということがご理解してもらったと思います。
あと、ご主人の書斎があるのですが、あえて籠れるくらいの大きさで土壁作りました。
2畳のデスクスペースと2畳の仮眠スペースになっていてこの室はとても好評でした。
メインとなるLDKは今回はフェザーフィールの壁がメインとなっています。
真っ白だと目が向くので、少しグレーを混ぜてくすませてます。
当初からお施主さんのご希望だった縁側なのですが、
昔の縁だと室の前にあるもので利用頻度が低いのかなと思いメインのLDKの窓際に畳を敷いてみました。
昔も今も縁側は座って外の景色を眺めるのが目的なので、より身近に使ってもらって気軽に外が眺めれるのではないかなと思います。
畳を敷いている端は板にしているのですが、床を掘ることで、腰掛でなく机としても使えるようにしています。
机として使うのもよし、座るのもよしで2WAYにしています。
ちょっと引いた写真を見るとわかりやすいので↓
今回畳を結構敷いている箇所が多くて、私も畳が好きだったりします。
畳というよりも気軽に座れるところがあるのがいいと思っていて、別にカーペットでもいいし。
杉の床は柔らくて気持ちいいけど、座るとなると少し抵抗あるので。
何気なく寝ころべる畳やカーペットスペースは必須だったりします。
皆様がソファーを置くのと同じ用途で、それの大きい面積版と考えてもらえるとわかりやすいと思います。
上の写真の人が座っている畳のスペースは洗濯物をたたむところです。
洗濯物をたたむ際には絶対に座ってたたむので、今回はそのスペースを贅沢も作りました。
昔よく、木の床だけの家もしたことあるのですが、暮らしを見てみると必ずラグがあったのを見たので、
座るところをあらかじめ想定できてるのであれば座り心地のいい素材を使ってもいいのじゃないかと思って畳をよく使ってます。
畳を今の時代に沿った使い方が私はいいと思うんですが・・・
ちょっと話がそれましたー。
今回はちょっと外は和ぽいですが中は清潔感あるすっきりとした感じになってます。
好みによって土や和の要素も強弱をつけるので、今回はこんな感じです。
多くの方に素材の質感や間取りや大きさなどを見てもらって家づくりの参考にしてもらえたと思います。
実際にお会いしてお話することでどんな暮らしがしたいのかなども分かったので、いい見学会になったと思います。
また、後日この家の取り組んだ感想などを書きたいと思います。