先週土曜日、豊能郡豊能町で「ホタルの家」竣工1年の見学会をさせて頂きました。
13時半からだったんですが、13時半の時点では2人。ひやっー。

皆さんホントに来てくれるのかなと不安でしたが、結局はたくさんの方が来てくれました。
皆さん、遠い中ありがとうございます。

小さいお子さん率が高かったのですが、間仕切りも開放でき、回遊できる間取りになっているので、のびのびと遊んでくれたので、楽しく賑やかな会となりました。
皆さん、土壁の家を見るのが、珍しいらしく、「土は落ち着くね」という声が多かったのがよかったです。

キッチンから綺麗な山の麓に能勢電鉄の終点「妙見口」の最終カーブが見えるんですが、「まるでジオラマの世界」と盛り上がりました。
この景色は奥様が家を建てる際に収納よりも景色を優先したいと特にこだわったところでなので、うまくいってよかった。
この写真は秋に撮った時のものです。

お施主さんが飲食店をされてることもあり、業務用のキッチンを採用したんですが、以外に業務用はガスコンロ廻りの掃除が大変であることを皆様にお話ししてくれてました。
住んでみての良し悪しを聞くことはこれから家づくりをされる方にとってとても貴重な話だと思います。

玄関には施主さんが土筆文字「acco」として活動されている筆文字が土壁に並べられていてとてもいい雰囲気でした。
皆さんもとても気に入ってくれたらしく、お子さんの名前を書いてもらうみたいです。
記念にオススメですよ。

この土地を最初に見たとき、荒れた木たちが無造作に生えていてちょっとびっくりしました。
また、市街化調整区域、河川法、里道など法的な問題が山ほどあって、家を建てる前から一苦労だったような気がします。（もうあんまりおぼえてませんが･･･）

色んなことがあればあるほど、すべてがいい経験になって、完成した時の喜びもひとしおなのだと思います。
完成し、引渡しが終わって、お施主さんや関わり合いのある方と施主さん宅でお話しする機会が私にとって一番楽しい瞬間です。

お施主さんも定期的に見学会をしてもいいと仰ってくれましたので、春、夏、秋にまたしたいと思っています。
それぞれの季節の借景や春、夏の風通しを多くの方に感じてもらいたいなと思います。