ひたすら図面を書く日々が続いてます。
図面を書かないと怖いというか、適当に決めたものはそれなりの結果しか生まれないそんな感じがしてます。
建築士のいいところでもあるけど悪いところのような気がしてます。
ほかの人からしたらたかがのことでも、自分にとってはされどだったり
それぞれの価値観って人様々。
こだわりって「個性」でもあるので、何であっても大事なことかなと思います。
たとえば、
ちりが6mmと9mmのたかが3mmの違いでも何時間も悩むこともあります。
造作の見付けでも24mmか27mmかとかでもかなり悩みます。
塗り壁を何にするか,何ミリ塗るかでも悩みます。
木の種類、等級でもかなり悩みます。
昔、建築の先生に「すべてのものは意味があって、意味がないものはないので、考えられてないものはそれなりの結果でしか現れない」とご指摘を受けたことが今でも脳裏に的割りついてるせいかもしれませんが。
これが自分のことだけならホントなんでもいいんですが・・・
お施主さんや造り手など人が絡むと深く考えないといけない気がしてます。
普段は大雑把で適当なので、何か不思議なスイッチが入ってるのでしょう。
仕事が楽しいか楽しくないかの話になったことがあるのですが、楽しんでる余裕がない自分がいたり・・・
一つの家づくりが終わって初めてとホッとする充実感はこの上ないのですが、それが楽しいということかもしれませんね。
楽しみたいから「こうしよう」と常に楽しむ素材を探してるんですが、いつになったらそれに追いつくのだろうかと
なんかややこしい性格だなと思う今日この頃です。