四日市の家 趣味の車を室内に取り込むために工夫

四日市の家現在計画中です。

ご主人の当初からのご希望でもあるインナーガレージ。
計画途中で色んな優先順位を検討し、断念することも考えましたが、
やはり、一生に一度の買い物だから個性を活かした家づくりになるように、ここにこだわることになりました。

個性というのはなかなか意識的に作ろうと思ってもできないこと、その人が自然と持ち得たもので、それは暮らしにおいてとても重要な一つではないかと思うのです。

室内から、気軽に車をいじれる位置に置く。
せっかくだから車を室内から見えるようにする。

壁、天井を室内で利用する素材を使うことで室内のような空間にし、家の中との一体感を造っています。
3LDKPみたいな感じです。(笑)

しかも隣接する玄関と同じ天井高にし、天井をつなげ同じ素材とする。
3枚の建具も全開口にすると玄関土間と一体使いができる。
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LDKからもガラス格子戸からさりげなく見えるようにする。
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リビングまで乗り入れできるとか、そんなのも楽しそうですね。奥様に怒られそうですが・・・
車好きではない方には到底理解しがたいことなのかもしれませんが、これでいいんです。
おもしろいじゃないですか。

ちょっと関係ない話ですが、玄関戸を天井まで伸ばして、開口すると天井がすーーと通り外と中の一体感がより奥行きを増しとても開放的な空間になります。
私の良くやるバターんです。
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「暮らし」って利便性がいいスペースがあればいいってもんじゃないと思うんです。
家族、個人のいきがいみたなもの、
趣味もその一つで、それを身近に感じるようにすることも家づくりの大切な要素だと思います。