四日市の家、定例打ち合わせ、左官打ちあわせ

先週の土曜日に四日市でお施主さん、工務店さん、左官屋さんと打ち合わせでした。
今回は左官屋さんに外壁の見本を持ってきてもらうことになっていたので楽しみにしてました。
頼んでいた内容として、
土を混ぜて
水にもある程度強く
耐久性があり、
自然な仕上がり。
パターンとしてかき落としだけでなく、何かおもしろいもの。

すごく抽象的な要望にも関わらず、期待以上のものを持ってきてくれました。
土でもいろんな種類もの、仕上げも左官用語でわからない・・・
少しメモってきました。

まずは、
伊勢の赤土、砂、白セメントでブラッシング仕上げ。
伊勢の赤土って結構色が特徴的ですね。着色しているような濃い目の色ですが、なんも施していない土そのままの色。
仕上げはワイヤーブラシで横にすーと引く仕上がりで、これは馴染みのある仕上げ。
家が上品に仕上がります。あまり強く引き過ぎると目立ち過ぎるので、光があたった時にわかる程度のうすく仕上げるのがいいかなと思います。次は先ほどの伊勢の赤土に床土を混ぜたもの
だいぶ色が変わりました。
仕上げは芝削り。
仕上げは落ち着いた表情なので私はこれが好みかな。色合いとしては先ほどの赤土の色が勝ってるほうが明るくていいかな。
赤くても着色してないので、他の素材とマッチすると思し、室内も中塗り土があるので少し違う色合いがいいかな。
下の写真は真砂土、珪砂、セメントパターンとして右は掻き落とし、左は削り出し
んーーーーん。
見本の大きさでは芝けずり、削り出し、掻き落としの違いがよくわからないです。
外壁になれば面積も大きいので表情変わるのかな。
馴染みの土の色に一番近い色かなと。

この日は雨だったので、また晴れの日に見たいと思います。
どれも着色してない土なので、自然な感じでまとまるのでどれを選択してもいい感じになるので楽しみです。

土といっても全体の10~15%であとはセメントなので外壁を剥がれ落ちるってことはないです。

外部の木は保護のため着色するのですが、木の着色と外壁の色とを照らし合わせてみました。
最近木部の塗装として、できるだけ色が強調されないものを選ぶようにしています。
木の色が濃く表現されるものではなく、ほどよく馴染む淡い色を選ぶようにしてます。そのほうが馴染むような気がしてます。

楽しみです。