今回西宮の家のダイニングテーブル、椅子を手がけたカランセさんの個展へ行ってきました。
このダイニングテーブル・椅子は設計を計画する前からもうすでにお施主さんがカランセさんに頼んで作ってもらっていたんですが・・・
いわゆる先走し(笑)というもので、この家具ありきで設計を計画しました。
正直、お施主さんの前家での打ち合わせ時でみたこのダイニングテーブルの良さがこの時は全く分からなかったです。まだまだですね・・・
実際に新しい家にペンダントを真ん中において配置させたときに、このテーブルの良さを理解できました。
派手な感じでもなくごくシンプルなのですが、ディテールがきれいで空間に溶け込んでました。
そんなカランセさんが大阪の緑地公園近くにあるマフィンの店アコルトさんで個展をしてる聞いて、早速行ってきました。
椅子やテーブル、照明などいろんなものが展示されてました。
私の感想として、このカランセさんは木の節なども好んで使っていて、
一つとして同じものがないこの自然素材の木そのものを活かしたものを作る方だと感じました。
この照明かわいい。
欲しいなーー。
額縁も素敵だし、椅子も素敵、ローテーブルも。
いい空間だなと思いました。
職人さんの個性のあるものは力があります。
作家さん尾崎さんともお話することができたのですが、物腰が柔らい中に家具作家さんとしての信念も垣間見れて私の設計スイッチも入りました。
「いいもの作ろ」と思いました。
アコルトさんのマフィンも買って食べたのですが、甘すぎず素材の味がしました。
カランセさんの家具を採用する理由がわかった気がします。
このガラスのショーケースもカランセさん製作みたいです。
コンセプトを聞くと、宝石ケースのような上品さを出したかったみたいです。
マフィンがとても輝いて見えました。
いい空間は幸せを生むんだなと思った一日でした。