現場定例打合せ 西宮北口の家

先週土曜日に2週間に一度の現場定例打合せさせて頂きました。

着工前に決めごとは終わってるので、今回打ち合わせることはほとんどないのですが
キッチン屋さんが来てくれて最終確認をしました。あとは進行状況の説明と次回打ち合わせまでの工程を工務店さんから説明してもらいました。

あんまり写真をあげてなかったのですが、
外部の天井の桧が完了しています。
桧の清涼感は半端ないですね。

桧一枚の幅は120mmで、板の角を面を取るのが通常で、
それはつないで季節感によって板が空いても綺麗に見えるためなのですが、

今回板と板の継ぎ目があまり見えないように桧の板の角を面を取らないようにしています。
桧の一体感(面)で見えるようにしたかったので。
大工さんはとてもやりにくいみたいですが、出来上がりにうっとりです。

写真でなんとなくわかります?
この繊細なこだわりが建物の仕上がりに影響するので大事にしてます。

今回2階がメインのLDKになるのですが、
北側斜線を考慮したうえで、ぎりぎりの勾配天井になっています。
この下がっていく感じよくないですか?
まだわからないかーー。

コンパクトな家でもメインのLDKはできるだけ広々とした空間にしたので出来上がりが楽しみです。
敷地がコンパクトで、建てれる面積も限られている場合、
特に重要なことは、メインとそうでないところをしっかりとメリハリをつけることです。
わかりやすく言えば、LDKのために割り切る部分の面積をぎりぎりまでそぎ落とすことです。

話がそれそうなので・・・

打ち合わせのあと、リビングの一部の勉強スペースのカウンターと寝室のカウンターに使う木をお客さんと見に行きました。

木を一緒に見に行くのは通例ではないのですが、お施主さんが木が好きということもあり、一緒に見に行ったら面白いかなと思って一緒に南港まで行ってきました。

写真で見てわかる通り、木は粗の状態なのでどれがいいかとかピンとこないんですが・・・
それでも見てるだけでも面白いです。

この写真の状態の次に機械で表面を削ると木目がはっきり出て皆さんが建物で見るようなきれいな木になります。

写真のものはタモの材でこの2枚を繋ぎ合わせてカウンターの材になります。
完成時にまたお見せするので、変化する木を楽しみにしといてください。

これはOBさんの住まいですが、カウンターイメージとしてこんな感じです。

少し加工する様子も見学させてもらいました。

社会見学みたいで、家づくりの過程を見るのは楽しいですよね。

来週は外壁の塗り壁の見本を作ってもらうために、またお施主さんと左官屋さんのところへ行きます。
実際にどんな感じで作っていくのかを見ることは職人さんにとってもお施主さんにとっても大切なことかなと思っています。

これからが楽しみです。