基礎一体打ち・配筋検査 西宮の家

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基礎はベースの部分と立ち上がりの部分を分けてコンクリートを2回打つやり方が一般的で施工もしやすいです。(左の絵)
そのため、ベース部と立ち上がり部の取り合いのところには打ち継ぎ部ができてしまいます。

地盤からの水が打ち継ぎ部を通って、基礎内部に入らないように地面よりも5cmベースの部分はあげているのですが、もし地盤が打ち継ぎ部よりも高くなってしまうと水が進入してしまいます。
そもそも、打ち継ぎ部があると白蟻も侵入しやすい環境にもなります。

今回、打ち継ぎ部の懸念を解決すべく、ベースと立ち上がりを一緒に打つ「一体打ち工法」を採用しています。(右の絵)
外観上、見えてくる基礎はコンクリート打ちっ放し仕上げにしてることもあり、打ち継ぎ部がないのも見た目がきれいです。

ただ、懸念する点として、施工が難しいです。
内部の型枠を浮かさないといけないのです。
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またコンクリートを打ち際や出来上がりの様子はブログでUPします。

進行報告として、今日は鉄筋検査でした。
検査員の方が来るなり、キレイですねとお褒めの言葉を頂きました。
鉄筋の配筋、かぶり厚さ、位置、継ぎ手長さ、定着長さなどを念入りに測られてました。
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