外壁のそとん壁に引き続き、内装の漆喰塗ってます。
現場には、海藻の独特のにおいが漂っています。
漆喰はみなさんもご存じのとおり、昔からある素材ですが、今なお衰えず、いい素材です。
漆喰は珪藻土、火山灰などの左官の素材に比べてツルっとしていて光沢があります。
見た目でいえば塗り壁の中で一番好きです。
左官屋さんには鏡面仕上げまでは無理にしても、できるだけ光沢のある仕上げになるようにお願いしました。
今ではあまりわかりませんが、光や照明の灯りが漆喰に照らされると、何とも言えない落ち着いた風合いがでます。
また、無垢板ともよく合います。
左官屋さん、いとも簡単にムラがなく、平滑に仕上げるってすごいなと思います。
これこそ職人技。
すごい人は苦労を見せず、簡単にできてるように見せるんですね。
塗り方教室のセミナーでたまに塗らせてもらうのですが、壁に材料を塗りつける事さえ困難ですよ。
職人さんは黙って、黙々と仕事をする姿が美しい。
角を押さえたり、小さな隙間を塗ったりするので、道具も色々。
見てるだけで、楽しめました。
いつもありがとう。