打ち合わせのため、大阪の中之島にある中央公会堂へ行ってきました。
古い建物は好きなので、見入ってしまいました。
よく、「和風好きですよね」と言われるのですが、全然そうでもないんですよ。
風土にあったものを造っているだけで、海外で設計する機会があれば、おそらく、その国の素材で造ってるんだと思います。
強いて言えば、その土地に馴染んだ何年経っても変わらない輝きがある建物が好きですね。
さて、この中央公会堂は大正に建てられてものなのですが、ヨーロッパの影響を受けたルネサンス様式を基調とした建物です。
この時代の建物はとても品があり、「大正ロマン」とか「華麗なる一族」と聞けばわかるかな?
重要文化財として多く残されています。
レッドカーペット。正しく華麗なる一族ですね。
この椅子がけっこうレトロでいい感じでした。
見るところがちょっとマニアックですが、椅子の跳ね上げの金物がいい感じ。
細かいところまで、昔のものを使ってる点がいい。
ドアノブも真鍮の丸。今では使わないですよね。
天井が高く、窓の装飾も品があり、いかにも上品。
照明もレトロです。
やはり、いいものは古くなっても輝きは失われない。
アナクロニズムにならず、どっしりとした培われた味わいが美しい。
人も同じでしょうか。
打ち合わせ後、タイルのショールームを何件か見学に行ったのですが、ここで写真を取りすぎて、充電切れ。
タイルもけっこういいものがたくさんありました。
また、紹介します。
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