明日いよいよ上棟 藤井寺の家

年末に基礎が終わり、なんやかんやで明日上棟です。

構造材は前もって現場入りしていて、土台までは今日で完了してると思うのですが、明日レッカーが入って骨組が組み上がる予定です。
構造計算し 、構造図面も念入りにチェックしてるので問題ないと思うのですが、実際に建つまではほっとできないので、明日は一日現場で眺めてると思います。

今回の構造材の見せ場を少し紹介します。
1階の床から80センチ上がった半二階のスペースをリビングにしていて、その上部は吹き抜けになっているのですが、天井は構造の登り梁が見えるようになってます。

スケッチアップで確認。
あらま、計画時には梁が見えないようにしてたことを忘れてました・・・
2階の勉強スペースの手間が半2階のリビングで、天井に登り梁が見えるようになっています。

親世帯の登り梁と同じような感じですが、今回若干梁と梁の間隔を縮めてます。

親世帯の天井登り梁写真

熊野の製材所で加工した登り梁の写真を頂きました。
見せ場ということで、材を吟味し、キレイな材の優先順位をつけ、配置させる位置を事前に確認してくれました。

登り梁製材完了写真
登り梁ひら面仕上がり

どうでしょうか。
結構キレイですよね。
それが等間隔に天井に並びます。
明日登り梁がおさまった写真をゲットしてきます。(笑)

さて、このきれいな梁ですが、節がほとんどないですが、たまたま無いわけではなく、木の節がない部分を狙って製材をしてるのです。
この話は毎回してるので聞き飽きた方もいるかと思いますが・・・

登り梁の製材の様子
登り梁の製材の様子

実際に使用する登り梁はそれほど大きなものではないのですが、キレイな梁を取るためにこれだけでっかい丸太から製材して仕上げてるのです。
すごいですよね・・・
仕上がった材を見るだけではわからない影の手間の凝った仕事が私は好きで、手間をかけたものは必ずいいものになるんです。

熊野の製材所からバトンを受けて、明日から大工さんがこの構造材を納めていきます。明日大工さんのかっこいい姿を見に行ってきます。
お施主さんと向い合う親世帯のデッキに座って一緒に眺めてる絵が今から想像できます。