藤井寺の家 平屋 解体すすんでます。

来年早々に始まる新築工事に向けて解体がスタートしてます。
5棟分取り壊しなので、解体だけでも大仕事です。
解体が終わると、すっきりするような気がします。

解体後に新しく建つ家の配置・レベルを確認し位置を確定させたいと思います。
先代のお庭は昔ながらの松や槇などが植えられていて、手入れするには庭師さんが入らないといけないので、けっこう負担がかかってました。
今回ただ、伐採してその負担をなくしてしまうことは簡単なことですが、木の樹種は変わっても緑を見て四季の変化を感じる豊さは受け継いでもらうことは大切なことかなと思ってました。

お施主様も緑あるところで共に生活していたこともあり、自ずと受け継がれていて、お手入れしやすい軽い緑を新たに入れることになりました。喜ばしいことです。
かなりの緑が植わっていたので、それがある程度町の彩りにもなっていたはずで、庭をリフォームすることはこの地の町の面影をのこしつつも、古いものから新しいものへ変化させていくのは大切なことかなと思います。庭の緑を見てほっこりと生活できる家にすることが私の役割かなと思ってます。

建物の計画が終わってから庭を計画すると、一体感がでないのと、予算配分もおかしくなるので、今の段階でつめてます。

外壁に緑を重ねることで、建物もより引き立つのでとても楽しみです。
今のうちに細かなところを検討し、建てる際はゆっくりと過程を楽しみたいと思います。