先週の金曜日に上棟しました。
土台はあらかじめ敷いてくれていたので、なんなく棟まで上げることができました。
前日の天気予報は雨だったのですが、お施主様のドラえもんのてるてる坊主おかげで雨は全く降らなかったです。
私が現場行く頃には一階の梁はほぼ架け終わってました。
大工さんの力強い作業をみているととてもかっこいいなと思いました。
延べ床面積24坪の家ですが、敷地いっぱいの骨組を見るととても大きく見えます。
どのお施主さんも土地を探したり、建築士、工務店を探したりでここまでくるみちのりは私よりも数段大変だったと思います。
私にとっては毎回のことではあるのですが、お施主さんにとって
「家を建てる」ということはどれだけのことかをしっかりと噛みしめながら自分にとって少し手間のかかることでも惜しみなくやりたいと思います。
最近同じ話ばかりかなと思うのですが、
私はお施主さんによってすべてにおいて成長していってるように思います。
藤井寺では陶器や生け花の素晴らしさに興味を持ち今では陶磁器を見て回るのが好きです。
今回はアパレルのお施主さんで、色々と服についても話を聞かせてもらっていて、私の服の価値観も少し変り、オシャレ度も少し増してるように感じてます。(笑)
服の業界でも建築と似てる感じがしていてて、
シンプル、快適さ、職人のこだわり、ディテール、調和。
家も服もモノも自分なりの価値観の合うものだけを取り入れた密の濃い無駄のない暮らしができたら快適なんだと思います。
これから進んでいくのですが、私の至らないところを職人さんたちに助けてもらって家づくりの過程を楽しみたいと思います。