土間三和土(たたき)仕上げ 京都修学院

現在進行中の京都修学院の家づくりの玄関・ポーチの土間には三和土(たたき)を採用しています。
三和土は以前にもブログで書いたのですが、動画はほぼ10年前のものでした。
https://froh-arch.net/tataki/

10年前と変わらず、採用しているのはそれだけ普遍的なものかなと思います。

三和土は土と石灰とにがりを混ぜたもので、土を何層も重ねてたたいて仕上げるとても原始的な作業で、コンクリートの土間と比べると手間はかかります。

手間がかかっても採用する理由として、

・自然素材ということもあり、経年変化がとても自然に変化するので、年数がたってもとても味わい深いです。
・夏場の照り返しも少なく、涼しい。
・土そのものなので、自然に返る
・庭との相性がとてもいい


コンクリートを土色にしたものも見ることができますが、それは照り返しや黒ずんだ劣化など効果があまりないので、ぜひ三和土を使ってみたください。

色々話しましたが、肌感覚でいいです。
土がいいけど、沈んだり汚れたりするのが嫌な方はとてもおすすめです。