木塀 京都修学院の家づくり

現在京都修学院の家づくりは外部の木塀の工事が始まっています。

今日は木塀のお話を少しさせて頂きます。

少し昔の家づくりの庭はブロック塀や木塀、フェンスなどでぐるりと敷地を囲むクローズな庭が多かったと思うのですが、

防犯において囲んだつもりが死角できるので、むしろ防犯上は良くないこと。
敷地を囲む費用も案外高くなることもあり、現在では塀などで囲わずオープンな庭にしていくのが主流になっています。

私も塀を作る費用をできるだけ植栽の方に回して欲しいので塀はあまりしてこなかったです。

塀を作る目的が隣地との目隠しだけではないということを以前2階バルコニーの壁を木にしたときに気づきました。


借景があまり良くないときやぼやけている場合、木塀を入れることで、植栽の表情が鮮明に写り雰囲気を作ってくれます。

修学院の家づくりはこれから植栽の工事が始まりますが、この木塀の前に植栽が入ったときの表情が楽しみで見てもらいたいです。