お施主さんが忙しい方ということもあり半年遅れで一年点検に同行しました。
この日は大阪では気温38度となってましたので、お施主様宅はどうかなと心配していたのですが、神戸は32℃とそれほど厳しい暑さではなかったです。
現地は特に高台にあるため風が吹いていたのも不快に感じない原因かなと思います。
通り土間をくぐって、玄関のある中庭を通るとすっーと涼しい風が吹いてました。最近暑い日が続いてますが、風のある日は不快ではないですが、風がない時は少しエアコンをかけるみたいです。
38℃もある時にどんな家でもエアコンをかけないですむところはほとんどないかなと・・・
久しぶりに行ったのですが、竣工間際とほとんど変わらずむしろちょっと落ち着いた感じにもなりキレイでした。
竣工時は冬だったこともあり植栽の葉があまりなかったのですが、お施主さんの手入れもあり見ているだけで涼しくなるような植栽でした。
不都合として、造作キッチンのタモの幅接ぎ材が少し反って閉りにくくなってましたが、現場監督さんが金物を少しいじっただけでなおりました。
季節の移り変わりや生活環境で動いたり不都合はあるのですが、これも自然の木の良さからくるものとご理解してもらっていましたので。木も新しい環境で馴染んでいってくれると思います。
床の幅広の杉板は隙がなくぴったりくっついてました。
お子さんも裸足で歩き回っていて、足触りがいいんだと思います。
傷がほとんどなかったのがびっくりで男の子が二人もいる家だと結構傷だらけになるんですが・・・
お施主さんに聞いてみると、点検にくるということで前日に、へこみや傷をアイロンでなおしたみたいです。
お子さん二人もゲームを楽しんでました。
二階の小屋裏の収納部屋は漫画部屋となり、子供たちが籠れる部屋に変身してました。
私のお気に入りの床の間土壁の花架け。
設計している時や現場で打ち合わせしている時にいつもご飯をごちそうしてくれていたのですが、今回も豪華な昼食を頂きました。
どうもすいません。
自家製トマトやショウガなど体に優しいものばかりです。
ほのぼのとした一日でした。
平日だと家お見せしますよと言ってもらえたので見たい方は是非。
住んでからの住まいが一番参考になりますので・・・