3/24(土)10:00~16:00 25(日)10:00~15:00で開催できることになりました。
四日市東IC(東名阪自動車道)からから車で10分
三岐鉄道三岐線 暁学園前駅から徒歩19分
完全予約制(お申し込み頂いた方に地図をお送りします。)
今回の住まいは車を建物の中に入れた「インナーガレージ」、「造作キッチン」とご主人の趣味と料理上手の奥様の特徴を活かした住まいとなっています。
キッチンやリビングからキレイにお庭が見れて、調理する時も食事する時も気分良く過ごせるようにしています。
隅から隅まで細部の選定には時間と労力はかなり掛り、ガレージの桧の門型フレーム、土入り外壁塗り壁、赤土の中塗り壁、第一種換気、床下エアコン、厚石のアプローチなど盛りだくさんです。
外部に一部造作木製建具をいつものように造作してもらってます。
ガラス面がキレイに見えるように、少し手を加えて納めてます。
今回、キッチン前の吹き抜けに連層の木製建具も造作し、結構手間かけてもらってます。
国産材を使う
今回、構造材は三重県熊野の杉・桧を使っています。
柱はすべて桧、梁は主に杉(一部桧)を使っていて、土台や水回りには水やシロアリに強い桧の芯持ち材です。
隠れず見えてくる構造材には少し手間を加えたキレイなものを入れています。
今回は杉の梁、桧の梁の特に強度を必要とするところにヤング率の高い材(強度測定によって数値の高い材)を採用しています。
この時のブログ
リビングの天井には木の中心部の赤くなってる部分の節のない赤杉を張ってます。
なかなかいい雰囲気を作ってくれるので、よく使う材です。
日本の風土で育った木を使うことは安全面、耐久性、健康面、居心地、全てにおいて満足できるものです。
また、今回たくさんの国産の木を使って頂いたことにより、日本の山は活性化し、循環させることができ、次世代へいい状態で受け継がれていくことができます。
とても意義のあるありがたいことです。
杉、桧だけではなく、キッチンにはタモなどの広葉樹を使っています。
年数が経ってくると、それぞれの木が違った色に変わっていくのも後の楽しみです。
土を使う
よく土壁の中塗り仕上げは採用するのですが、今回は赤土を使った中塗り壁を取り入れました。
左官屋さんには白土、黄土、床土など色んな土のサンプルを作ってもらって、現場で光を当てるなどして空間にあうものを検討し決めました。
いつもとまた違った表情になっていますので、全体の空間がどうなるか楽しみです。
また外壁にも土(床土・赤土)を混ぜ自然な風合いに仕上がりました。
これまた、土の選定にも時間をかけて選びました。
その時のブログ
なかなか完成したお家をお見せできる機会が少ないため貴重な日となっています。
素材の陰影から生まれる空間の柔らかさは写真では表せず、実際に見ないと感じ取れないものだと思います。
ひとつひとつの性能から素材を選ぶのではなく、それぞれの良さを引き出す相乗効果により心地よい空間を作り上げるものだと思っていて、それを感じてもらいたいなと思っています。
家を建てる建てない、どこで建てる建てないも関係なく見て頂き参考にしてもらえれば幸いです。
見学会は10:00~16:00(25日は15:00まで)の完全予約制になっています。お手数ですが、下記の申し込むフォームにご記入よろしくお願いします。
お申し込み後場所等の詳細を送らせて頂きます。
※お申込み時に車か電車かどちらでお越しになるかお聞かせください。ご案内をお送りいたします。
※事前にご予約頂いた方のみご参加頂けます。当日の飛び込み参加はお断りさせて頂きます。
※会場では手袋着用の上ご見学頂きます。現場保護のため、小さなお子様にはご配慮をお願い致します。
「四日市の家 完成見学会のお知らせ」への 2 件のコメント
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