結露計算しました 西宮の家

結露計算してみました。

結露ってそもそもなぜ起こるのか?
空気って温度によって持ちえる水蒸気の量が決まっていて、温度が低いほど保てる水蒸気の量が少ないんです。

ですから、温度の違うもの同士が触れ合うことで温度が下がりもちきれなくなるんです。
持ちきれなくなった水蒸気は、水という形で表面に発生するのです。これが結露です。
生活空間と外部とでは当然、温度差があり、換気などをしてできるだけ温度差をつくらず、湿気の多い空気を排出することが必要なのですが、いちいち計画的に換気するのもめんどくさいし・・・常に機械が回っているあの音もやだし・・・

夏涼しく、冬暖かくしたいので、気密性の高い家にするんだけど、結露はよりしやすい環境になるのでより注意が必要です。
対策として、壁体内外の温度差でどのようになっているのか?室内側に防湿シートをして湿気が構造躯体へといかないようにし、いったとしても湿気が逃げれる環境を作ることが大事なのです。

外壁下地に透湿抵抗の低い構造用合板利用すると防湿シートは必須となります。
逆に防湿シートを張ればなんだってOKになるんです。
防湿シート頼みになるのもちょっと嫌なので、できるだけ防水シートに頼らない設定にしたいなと思ってます。
また、透湿させる素材を利用したいので、できるだけ構造用合板は使わず、透湿性のあるモイス(土壁の機能をもった建材)を使っています。

今回の仕様として、
室内側から
土壁30mm、木ずり下地10mm、透湿性のある断熱材100m、モイス、透湿防水シート、通気胴縁、左官下地12mm、左官外壁仕上げ
の順にしようかなと思ってます。
SnapCrab_NoName_2015-4-7_10-50-45_No-00
これを結露計算をしてみると、OKでました。
しかし、相対湿度が93.6%になっているので(100%になると結露発生)ちょっと危ない。

土壁以外の仕様として
クロス、石膏ボード12.5mm、透湿性のある断熱材、モイス、透湿防水シート、左官下地12mm、左官外壁仕上げ
おそらくNGだろうなと思っていたとおりNGでした。
SnapCrab_NoName_2015-4-7_10-51-28_No-00
土壁以外には断熱材の室内側に防湿シートを張り結露防止したいと思います。

この計算はあくまでも一般的なもので、各室、環境によって温度分布は違うのであくまでも目安としての計算です。

100%水蒸気が壁内へ移動しない、結露しないとも考えにくいため、壁内に水蒸気が移動した場合の対策で水蒸気の逃げ道を作ってあげる必要があります。
水の逃げ場がないと、カビが生えてきたり構造躯体が腐ってきますので、壁の中で空気の通り道を作ってあげる(通気胴縁)ことが結構大事です。

そして通り道の出口をきっちり確保すること。出口がないと余計空気がたまるので、結露を誘発することになります。
通気の確保は施工性に関わってくるので万が一を考慮して、通気の道が途絶えても対処できるように、壁材自体が透湿するそとん壁を使ってます。

こういったように、素材は家の耐久性にも関わってくることなので適正な素材を選ぶことが肝心なのです。