西宮の家ももう仕上げ工事を残すのみとなりました。
LDK・玄関・和室の土壁の仕上げ工事が完成しました。
木づり下地に荒壁を20mm塗ってから充分に乾かせてから、やっと仕上げの中塗りの工程に進むことができるのですが、冬の塗り壁は乾きにくく少々時間が掛りましたが、工程的にいいタイミングで仕上げ工事をすることができました。
中塗りは荒壁と比べて平滑に仕上げるため、目が細かい土と砂を多く入れて塗っていきます。
塗りたては色は濃いですが、だんだんと薄くなり落ち着いた色合いになっていきます。
LDKは少し色を薄くしたいということもあり石灰を混ぜて仕上げてます。
中塗りと比べるとちょっとツルっとした感じに仕上がっています。
玄関は壁に土壁、天井は白っぽい色で仕上げて見ました。
昔懐かしい雰囲気を出しつつも、古臭い感じを解消できたらと思っているのですが、なかなかいい感じです。
照明も入るとよりキレイだろうな。
壁の土壁の仕上げと併用して玄関土間の洗い出しも取りかかっていました。
今回は3、丸みの有る石で(金華砂利)で仕上げてます。
左官が仕上がると部屋がぐっと引きしまってきました。
工事も後少しです。
2/20,21で完成見学会がありますので、土壁の質感を見てください。