階段取り付けてました。 中庭のある家

こんにちは、水谷です。

今日も「中庭のある家」の現場に行ってきました。

図面からの現実逃避でもあるのですが、最近頻繁に現場にいってます。

プランを考えるときは、ただPCとにらめっこをしてても出てこないものなんです。
このプランを考える時期は、楽しくもあり、苦しい時でもあるんです。

寝てても頭から離れず、ずーとばやーと考えてる感じです。

まあ春なので、大工さんと会話しながら、ヒントがあればいいなと。

現在、階段の加工をしていました。
みなさんは中々見れる機会がないと思うので、画像を。
o0420031512462625464ノミを使って、階段の踏み板を差し込めるように溝を掘っています。
o0420031512462625463こんな感じです。
なんとなく、わかりますか?
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踏み板を溝にはめ込むんでいるのは、無垢板って木そのものなので、その室内の環境によって、痩せたり、膨らんだりするんです。

そのため、痩せても、木同士が離れないように、片方に溝をついて入れ込んでるのです。
これは階段に限った事ではなく、木同士の取り合いの部分はすべてです。

無垢板を扱う大工工事は、けっこう手間がかかっているのです。

現在は無垢板を扱わない家が増えたこともあり、ノミやカンナなどが扱えない大工さんも多いらしいです。
日本の伝統技術が継承させたいものです。

さあ、帰ってプラン2つ仕上げないと。

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