現場定例打合せ 岩倉の家

大工の沖本さんがドイツにイベント行っていたため、久しぶりの現場打合せです。

ドイツでのイベントはインスタグラムで見てたので、活躍する姿はまぶしかったです。
こんな素晴らしい人に施工してもらってるんだと思うとうれしく思います。

さて、さて、現場も少し進んでいて、床畳ダイニングの窓際の造作部分が完了していました。
大工さんのご厚意でチークで作ってくれているのですが、
チークってなかなか希少で、とても味のある経年変化をしてくれる材なんです。

張りたての時もいい感じで、このチークの素材が独特の雰囲気が漂っていました。
実際見てみるとよくわかるので、完成時に皆様も楽しみにしといてください。

今窓際の建具の木枠部分の仕事をしてもらっているのですが、この部分は建具との取り合いのところなので、使う木も狂いがない素性のいいものをつかないといけないのですが、

このチーク以外でも杉の赤身を使っているのですが、これもまた美しいです。

前にもお話しましたが、杉は一番安価で一番高いといわれるように、とても幅の広い材で、
今回使ってもらっている杉の赤は最も良いといわれている柾目の赤で、奈良県吉野の特有のつやのあるものです。

写真を見るだけで美しいのはわかると思います。
杉材でこんだけつやがあるってすごいですよ。

いい材をこうして、カンナをかけたりすることで材の良さを最大限引き立たせる大工の仕事

こうして、いい素材、いい職人さんの見せ場を作って、お施主さんにわかりやすく還元できるような家づくりが私の理想で今回も木の良さ、職人の技術が輝く家になっています。

また引き続き紹介していきますので、皆様楽しみにしてください。