e au ie 岩倉の家 着工

京都岩倉の家、着工しました。

一番最初の工事として、
この土地は敷地と道路の間に水路があるんです。
ここに橋をつけてあげないと車や人が入れません。

以前枚方の家でも敷地の前に水路があったのですが、
不思議なことに行政によって申請書類がちがったり、この水路がどこの持ち物かによって提出するところや申請の内容も全然違ってきます。

今回はこの水路は道路扱いになっていた(ちょっと難しい話かも)ので、接道させるための水路占有許可が必要なかったです。
結構この書類厄介なので、助かりました。

しかし、水路に橋を架けるための書類は必要でした。
京都市の指定の仕様に添って申請しました。

この橋が結構検討しました。
というのも敷地と道路にはある程度高低差があって、
以前にあった橋。

これは人が入るためだけの橋だったのでこれくらい勾配があってもでいいのですが、
車だと確実に前が当たってきます。

道路と同じ高さのフラットの橋を架けるのが一番車にとって安心なのですが、
そうすると、敷地内との高低差があるので、駐車場のところをかなり土をとって下げないといけないです。

敷地内全部の高さを道路に合わせるように下げることはできないので、駐車場だけ下げるようになるのですが、建物と駐車場の高低差をつけすぎると、区切りの擁壁や建物の基礎を深くまで造らないといけなくなるんです。

塩梅をみて、橋の角度や駐車場の角度をつけて建物と敷地の高低差を最小限になるように調整することがベターな答えで、ずいぶん悩みました。

車の入り口に少し勾配をつけ土間の部分は水勾配程度に。その水勾配も1/100~4/100くらいまで。
入口も1/6くらいがぎりぎりだけど、お施主さんのローバーミニとか車庫の低い車だと足元あたるのでもう少し緩やかに・・・

写真を見ると問題なく普通におさまっているように見えますが、
以前の解体前の写真をもう一度みてもらうとわかる通り、なかなか難しいんですよ。

皆さんとても停めにくい駐車場経験したことないですか?
あれ、ほんとにストレスですよね。
それが毎日となるとかなりのストレスになることはまちがいないです。

住宅ってこのシビヤな寸法の積み重ねで、
階段の高さ、キッチンの高さ、椅子の高さ、人が通る幅、窓の高さ、収納の幅奥行き
どの寸法も適当にしてはいけなくて

一つの箇所の寸法が納まればいいというわけではなくて、
一つの事柄に対しての関連するところをしっかりと把握し、そのすべてを検討したうえでいい塩梅をみることが必要なのです。

こんな感じで、また悩んだところやシビヤに考えたところを見てもらおうかなと思います。