既存建物解体 京都岩倉の家 

「山がきれいに見えるところ」に住みたいと京都市の岩倉で土地を購入されて、
現在京都市の岩倉で新築を計画してるのですが、まだ設計は途中段階なんですが、

敷地が高低差あることと、敷地前に水路があり通路橋を作る必要があるためできるだけ早い段階で既存建物を解体したかったので、工務店さんに解体してもらいました。

写真で分かる通り、敷地の奥には森?雑木林があって自然豊かなところです。
写真には写ってない道路の向かい側には借景として山や有名なお寺もあります。

敷地自体はそんなに大きくないですが、建蔽率が30%。緑化率40%
なかなか珍しいのですが、建物よりも緑を多くしなさいという地域です。

この地は近くにお寺もあり
他にも色々規制があって風致地区以外にも
特別修景地域、遠景デザイン保全区域など景観に対してとても規制が多いところです。

書類が山積みになるくらいあって見るだけでもめんどくさい感じでしたが役所などで調べて、だいたい理解できました。

規制の大まかな内容として、下屋を作ること、外壁の色、屋根の種類、外壁の後退、緑化率、塀の種類など多々あるのですが。

特に町並みと沿った家づくりはお施主さん共に一致してたので書類を作ることの手間以外は何ら問題はないです。

前からあるこの桜はお施主さんのご要望もあり残すようにしました。
結構老木なのですが、庭師さんに見てもらい剪定してもらうことで新しい家のシンボルツリーとなればいいなと思います。
そのた自然石などをアプローチに使うため残してもらってます。

昔のものは独特の古美たよさがあり、それを活かして新しく馴染ましていけたいいなと思ってます。
この桜の木憶えといてください。
完成時にどう生まれ変わるか期待してください。

さあ図面まだまだなので頑張って描きたいと思います。