昨日は「25坪の家」のお施主様宅へ行ってきました。

アプローチのもみじが紅葉しているのを初めて見れました。
やっぱり秋といえば紅葉だなと実感しました。

施主様自ら作ってくれたケーキを用意してくれてました。ありがたい。
ケーキとコーヒーの相性が抜群で、その上器もおしゃれで・・・
座り心地抜群のno42のイスに座って、ゆったりとした会話を楽しむことができました。

薪ストーブの話題になって、せっかくなので今年初めての火入れをしてもらえることに。
薪ストーブは通常は旦那さんの仕事らしいのですが今回だけは奥様が手慣れた感じで火を熾してくれました。

薪ストーブ導入当初は扱えるかとても不安がっていたのですが今となってはいとも簡単にされてました。

じわじわと暖かくなっていく自然の熱はとてもいいもので、火をみるのも落ち着きます。

仕事で蛍光灯の白い灯りに慣れてる方も多いと思いますが、やっぱりこの黄色い目に優しい、薄暗い温かい灯りがいいと思います。
無駄に電気をつけて明るいところにいるってのも体は休まらない。
しかもこの家、電気代月3000円だって。
エアコンもついてない。夏はほどよく暑く風が通るくらいがいいそうです。

奥さんいわく、ママ友でオール電化に住んでいる方はガスの火を見るだけで怖いみたいです。
ちょっとびっくり、薪ストーブなんて怖くてしかないんでしょうね。

過剰になりすぎない。
電気もあかるすぎない。部屋も大きすぎない、エアコンもつけすぎない。窓も大きすぎない。
大事なことだなと。

「この家いやな場所が一つもない」って話してくれたことがとてもうれしく思いました。
あと、光と風を意識して窓を大きく、多く、開放的にしたくなるんだけど、むしろそれって隣や道路から歩く人から見えないにしろ安心感が減少するのです。
この家は西面には窓が一切ないのが隣の存在をまったく気にしなくてもいいので、落ち着くらしいです。

むしろ壁のとらえ方の方が大事だなという会話をしました。
また壁と窓のバランスについてはお話したいと思っています。

建てた後の暮らしを見るのはとてもうれしく、行く度に食器や植栽、置物などが増えて生活を楽しんでる様子を見るのが楽しいです。