今取り組んでいる大阪から車で約40分の田舎町の家なんですが、○○の家と題をつけた方が何かと便利なんだけど、今の思いついていません。
川の蛍を鑑賞できるので、「蛍の家」「蛍の山荘」とかがいいかな??
この土地の隣地360度家がないんです。
北は川、南は専用里道、西は庭、東は畑。
4種類の借景、専用庭をどれも少し違った用途、角度から楽しめるようにと思いました。
北には形の綺麗な山の下に線路が通っている。
また敷地が川に面している。
とても贅沢な借景。
川に平行に屋根付きの濡れ縁をつくり、肘掛手すりを設け、座りながら川を眺められるようにしています。これはお客さんのアイデア。
縁に接しているダイニングの木製建具は引き込めるようにし、天気のいい日は建具を閉まい込み、ダイニングテーブルを縁に延長して、自然を感じながら食事ができるようにしました。
また、リビング・ダイニングで座りながら、少し遠目の山、線路を眺められるようにハイサイドのFIXガラスを設けました。
線路から2キロ位離れているのですが、敷地まで障害となるものが何もないので、電車に乗りながら家を確認できるんです。
まだ電車で現地に行ったことないので、一回電車の中から眺めてみたいなと思っています。
南は採光条件が一番よいので、気持ちいい空間。
少し閉鎖的になっているため、自分たちの専用庭として利用できるので、周りをあまり意識せずに過ごせるのがいいです。
偶然にもいい位置に井戸があったので、夏に子供たちの水遊びを楽しめそう。
北と同じ位置にハイサイドのFIX窓を設け、景色はもちろん、暗くなりがちな北までも光が射すようにしました。
東
東にも北とまた違った山の景色があるんですが、隣には畑があるため、1階は閉鎖的にし、2階(ロフト)から山が眺められるようにしています。
朝の2階窓から階段吹き抜けを通る光の射す姿も楽しみです。
西ですが、
西は道路から敷地を入って玄関まで10mあるので、ナガーイアプローチになります。
アプローチ好きの私としては嬉しい限りです。
アプローチってとても大事な要素と考えているのです。
車をおり、仕事モードから家庭モードに切り替える空間
癒されるアプローチになればいいなと思います。