昨年から進めてきました、三重県多気郡の家づくりが上棟しました。
天気にも恵まれて上棟日和になりました。
朝7時に家を出たのですが、10時に現地に着いたらもう屋根の仕事をしていて、醍醐味でもある骨組みはすでに完了していまいた。ざんねん・・・
現地に来て一番最初に確認するのは建物の高さです。
室内、室外共に桁の高さを意識して図面は描いているので、実物の高さと図面で思い描いたことが一致してるかどうか。
図面で思っていた感じに近かったので安心しました。
窓がついたときのバランスも見たいので、まだまだ安心はできませんが、敷地に合った建物のスケールになったと思います。
勾配になっている軒や室内の高さって最小、最大の寸法ってとても大切で、色んな要素が絡みあうので設定が難しいです。また別の機会になぜ大切でどのように決めているか説明しますね。
屋根断熱のこともあり、この上棟と同時に屋根面の断熱材を敷いてます。
屋根の木下地の上に断熱材を敷いたあとに、屋根の垂木を架けて、その間にまた断熱材を入れた二重張りになっています。
天井断熱(天井の上に置く)よりもより外部に近い位置での断熱をする屋根断熱の方が施工性、断熱性はいいと思ってます。
時と場合によるかもですが・・・
今回軒の出は1200mmでそこそこ深く出しています。
今回は垂木の下に板を張るので垂木は隠れます。
室内の写真です。
力の流れがスムーズに下に流れるように構造は架けてます。
今回柱4本のみが表面に見えてあとは塗り壁できれいに仕上げる予定です。
天井も私が好きな塗り壁で仕上げます。
反対側から見た写真です。
南北ともに山があって、山に囲まれた自然豊かなところです。
当日、お施主さんには飲み物や昼食、また帰りにはお土産やご祝儀など終始気遣いを頂きありがたかったです。
この多気郡の田舎町でいい暮らしができる家づくりになるように邁進したいと思います。