12/09(土)・10(日)10:00~16:00で開催できることになりました。
名阪国道 針インターから車で5分
完全予約制(お申し込み頂いた方に地図をお送りします。)
今回、この家の特徴として玄関を入ると通り抜けできる通り土間があって、北の田、南の庭(畑)に靴を履いたまま、行き着できるようになっています。
通り土間に隣接して洗濯、手洗い、室内物干しできる洗面土間を設け、農作業をしてもそのまま土を落としたり、洗えたりできるようになっています。
農作業を終えたご主人が汚れた服を室内に持ち込まないように考慮した点です。
なかなか便利なんじゃないかなと思います。
また、通り土間には和室を1部屋設けたので、家族のLDKと離れのようになっているので、来客さんがお泊りするにも遠慮なく過ごせるかなと思っています。
計画当初、留学生を受け入れることもあることと、ご主人がくつろげるスペースとして設けました。
私の狙いとして、敷地を初めて見たときに、遠くに見える山がとてもきれいで、敷地内にある柿の木もとても印象的でした。この借景を室内からきれいに見えるように、開口部を切り取ろうと思いました。
そのあたりもどう見えるのが楽しみの一つです。
北にはお施主さん所有の田があり、そことのつながりみたいなものを作りたくて、屋根付の縁をもうけ、田を眺めたり、田仕事で休憩する際に利用できるように造りつけの腰掛けを設けました。
またご近所さんとの井戸端会議としてもいい空間かなと思います。
外部の焼き杉も日に日に地域に馴染んできてます。
まだまだ書ききたいことはありますが、ホームページの「通り土間のある家 ブログ」を⾒て頂ければ幸いです。
国産材を使う
今回、構造材は三重県熊野の杉・桧を使っています。
柱、梁は主に杉を使っていて、土台や水回りには水やシロアリに強い桧の芯持ち材、見える柱は杉の芯去り材を入れてます。
日本の風土で育った木を使うことは安全面、耐久性、健康面、居心地、全てにおいて満足できるものです。
また、今回たくさんの国産の木を使って頂いたことにより、日本の山は活性化し、循環させることができ、次世代へいい状態で受け継がれていくことができます。
とても意義のあるありがたいことです。
杉、桧だけではなく、広葉樹もそれぞれの特徴を活かせる形で使っています。
年数が経ってくると、それぞれの木が違った色に変わっていくのも後の楽しみです。
自然素材
●1階のほとんどの壁には中塗り用の土壁、天井には本漆喰を使っています。
塗り壁は落ち着いた空間を作ってくれるところも魅力です。
見学会は10:00~16:00の完全予約制になっています。お手数ですが、下記の申し込むフォームにご記入よろしくお願いします。
お申し込み後場所等の詳細を送らせて頂きます。
※お申込み時に車か電車かどちらでお越しになるかお聞かせください。ご案内をお送りいたします。
※事前にご予約頂いた方のみご参加頂けます。当日の飛び込み参加はお断りさせて頂きます。
※会場では手袋着用の上ご見学頂きます。現場保護のため、小さなお子様にはご配慮をお願い致します。