2/18(土)・19(日)13:00~17:00で開催できることになりました。
JR網干駅から上余部(バス)下車 徒歩34分 ※歩くと結構距離がありますので、来る時間を教えて頂けましたら、JRたつの駅(姫路駅から16分)までお向かいに行きます。たつの駅から車で11分。
完全予約制(お申し込み頂いた方に地図をお送りします。)
兵庫県たつの市。
海があり、山がありと、とても自然に恵まれたところです。
先代が住まわれていた古い田舎町に若いご家族5人の住まいを手掛けました。見渡す限り田で背景の山がとてもキレイなところです。
市街化調整区域ということもあり、周りに配慮しながら自然を充分に取り込んだ住まいとなっています。
角の全開口の木製建具もその一つで、建具を閉めても自然が見える、開けると自然の中にいるような感じが心地いいです。
自然素材を充分に取り入れた素材の質を大事にするために、家族5人の暮らしとしては非常にコンパクトな30坪弱(ロフトを除く)な住まいとなっています。
家族5人の暮らしで30坪弱にするためにはやはり工夫が必要で、
ダイニングテーブルは置かずに、キッチンを囲うように桜の木のカウンターを設けてお寿司屋さんのカウンターのようなダイニングにし、面積をぎゅっと凝縮してます。
また、キッチンの床を少し下げることで、目線を揃うにしています。
子供室を1階に2部屋あるのですが、2つで10畳(収納付)、収納を除けば1部屋4帖くらいで納めています。
机、収納は造り付けとして、無駄なスペースを設けず、あとはベットを置くだけにしています。
また、以前から敷地内に畑があり、新しく住むことによって畑で育てた野菜などを家族で収穫楽しみも増えることだと思います。
できるだけ、家の中や外をぐるぐると回れるように、回遊性のある間取りにしています。
国産材を使う
今回、構造材は三重県熊野の杉・桧を使っています。
この家の特徴として、LDKの天井に登り梁が見えるようになっています。
その木はとてもキレイなのですが、木ができるまでに現場では見れないほど手間がかかっています。
こちら→御津の家 LDKの登り梁の過程が面白い
柱、梁は主に杉を使っていて、土台や水回りには水やシロアリに強い桧の芯持ち材、見える柱は杉の芯去り材を入れてます。
日本の風土で育った木を使うことは安全面、耐久性、健康面、居心地、全てにおいて満足できるものです。
また、今回たくさんの国産の木を使って頂いたことにより、日本の山は活性化し、循環させることができ、次世代へいい状態で受け継がれていくことができます。
とても意義のあるありがたいことです。
杉、桧だけではなく、桜、ナラ、栗などの広葉樹もそれぞれの特徴を活かせる形で使っています。
年数が経ってくると、それぞれの木が違った色に変わっていくのも後の楽しみです。
自然素材
●外壁は火山灰のそとん壁、室内のLDK・寝室の壁には中塗り用の土壁を使っています。
土壁は落ち着いた空間を作ってくれるところも魅力です。
工事の様子は「御津の家」レポートをご覧ください。
今回のこの見学会は「これから家づくりを考える方に参考にしてもらえれば」というお施主さんの温かいご好意により開催することができました。
お申し込み後場所等の詳細を送らせて頂きます。
※会場周辺にコインパーキング有り。お申込み時にどちらでお越しになるかお聞かせください。ご案内をお送りいたします。
※事前にご予約頂いた方のみご参加頂けます。当日の飛び込み参加はお断りさせて頂きます。
※会場では手袋着用の上ご見学頂きます。現場保護のため、小さなお子様にはご配慮をお願い致します。
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