こんにちは。
ちまたでの三連休終わりましたね。いかがお過ごしでしたか?
私は、プラン作成に追われてました。お盆休みをゆっくりやすめるように今からしとかないと。
とても暑かったですよね。暑くて、じめじめとしていて、自ずと汗がふき溢れる。
窓を開けて、風を通すではまかないきれない。
そんなときにクーラーは必要になってくるのですが。
クーラー選びも、クーラーの温度設定もけっこう重要で、
クーラーの冷たい風は、冷媒(液体から気体に変化しやすいもの)が液体から気体に変わる時に熱を要するんですが、周囲の空気から熱を奪うことによって冷たい空気をつくっているんです。
子どもの時、お風呂あがりに「はやく体拭かないと風邪引くよ。」と、言われたことあると思うのですが、確かにぬれたままでいると、どんどん体が冷えていきますよね。
これもクーラーの原理と同じです。
体についた水が体温によって水蒸気として蒸発していきます。
その時に体から熱を奪っていきます。そのため体温が下がるのです。
液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱(気化熱)のことです。
エアコンの温度設定を低くするということは、多くのエネルギーを必要とします。そのため、電気代は跳ね上がります。
エアコンの温度は28度設定がいいのですが。
昔の断熱性能の悪い家となると25°でも暑いかもしれません。
エアコンの温度をどれだけ下げても、風量を多にしても効かない、「エアコンが潰れてるんじゃないか?」とよく聞くんですが、
たいていの場合、エアコンの性能や故障の問題というより、家の断熱性の問題が多いです。
いくら室内を冷やしても、家の外に冷たい風が逃げれば一緒です。しかも外の暑い熱が家に自由に入ってくる環境であれば、どうしようもありません。
先ほど、伝えた通りに温度設定を低くすればするほど、光熱費は上がります。
そのため、毎月の負担は大きくなります。
しかも、部屋の容量以上の能力のあるエアコンを選ばなければいけないので、設備費もかかります。
断熱性能を上げる。これがホント重要。
昔の家は床・壁・屋根にまったく断熱材が入っていない場合が多いのですが、今からでも遅くないですよ。断熱材をいれることで、イニシャルコストは掛りますが、ランニングコストは激減します。
しかも28度が一番体に優しいです。室内外の温度を極端にかえると、病気にもなりかねません。
あと、エアコンの選び方として、ラベルにAPF数値が記載されています。
APFとは通年エネルギー消費効率の略なのですが、詳しい説明は抜きにして、効率を表す目安になります。
APF6.0以上のものであれば十分効率がいいです。
あと、能力の小さいものを選ぶようにしてください。
というのも、エアコンがフル活動しているときが一番効率がいいからです。
目安として、
昔の断熱材の入っていない家 8帖 2.2kw 10帖 2.7kw 15帖 4.0kw
平均的な断熱レベルの家 8帖 1.8kw 10帖 2.3kw 15帖 3.4kW
みなさん、この暑い夏を省エネで快適に乗り切りましょう。