和室(寝室)の照明を見に行く 京都岩倉の家

今回の寝室は床は畳、壁は土壁中塗り仕上げ、天井は杉の竿縁
昔ながらの和室になっていて、
和室は雰囲気を保ちたいので、この空間にプラスチックのものでは見劣りするので、本物の照明を使いたい。

お客さんと一緒に京都の和専用の照明屋さんへ行ってきました。
吉野の柾目の杉と和紙の照明を選びました。
やはり自然のもので作った照明はとても優しい灯りでした。

癖になってしまっているのですが、既成品では満足いかず、その上できるだけそぎ落としたすっきりしたものが欲しいので、店の方にお願いして最小の寸法のものを作ってもらいました。

35Wの電球だと照明器具を最小のものができるので、球に合わせてぎりぎりの寸法になってます。

あと、ついでに、電球って同じ色温度でも灯りの色が全然違うんです。
ですので、電球選びものとても大切なのです。むしろ電球が一番大事かもしれません。

あと、イサムノグチのものを置いてあり久しぶりに見ました。
単純構造なのですが、やっぱりいいものだなと思いました。

照明器具はダウンライトや壁ブラケットなどは一般メーカーの比較的安価のものを選んで、
メインどころのものは作家さんのものだったり、ここぞってとこには妥協せずにお施主さんと選ぶようにしています。

見学会で見てもらえるときれいな灯りを見てうっとりしてもらえると思います。