ご両親の住んでいる土地の一部に家づくりを考えておられる若夫婦のお客さんのところに行ってきました。
土地が結構広くて、北側に寄せられたご両親の家の南には広い開放的な庭がありそこから十分すぎるくらい光が入ってきて心地良いいところでした。
その南の庭には、色とりどりの樹種の木が植えられてあって、春のかわいい黄色い花が咲きはじめてました。
植栽だけでなく今ではなかなか手に入らない石や灯籠、池などもあり、昔の趣のある素敵な庭でした。
お母様が「若い人も庭を楽しむくらいの心のゆとりが欲しいね」とお話してくださったことがとても印象的で、庭推進派の私としては、家の中からでも庭を楽しめ、外においても地域に花を添えるような庭にできればと思いました。
さて、先日に法務局に行って、登記された土地、建物の測量図を確認してきたのですが、昔に登記されたもので、測量図がアバウトでしたので、計画できる範囲で実測しました。
測りながら、丁度昼の12時くらいだったので、今のこの冬の昼の光の射し方と、3階建てのお隣からどのくらい影が入ってくるか確認しました。
その影に合わせて建ものの配置をちょっと検討してみたいと思います。
敷地図を書いてから、間取りを少しずつ検討していくのですが、コンセプトとして、ご両親と若夫婦が共に庭を共有しながらもそれぞれの生活を楽しめるそんなスペースにできればと思っています。