プランの計画

たまたま人の家づくりのプランを拝見する機会があったのですが、
良くも悪くもですがプランの仕方を改めて考えさせられました。

その時に感じだことをメモとして残しておこうと思います。

家の間取りは動線のつながりだけに目が行きがちで平面図だけを考えがちだけど、平面だけだといい空間づくりはむずかしいかなと思います。

形がいびつな家とか窓がちぐはぐな家とか高さが心地よくない家とか
目にする機会あると思うのですが、それはたいてい平面に偏りすぎてる場合が多いのかなと。

平面、高さ、構造骨組などを同時進行で考えながら、一方が納まっても他方が納まらなければもとに戻って
いったりきたりを繰り返しながらすべて満たすことができればいい家になるのは間違いないです。

柱梁はどうつないでいくのか?地回り(桁)のラインはどこにするか? (構造を安定させる、きれいな屋根を架けるため)
軒をどの高さにしたいか?(軒の高さによって縁やデッキの心地が決まる)
軒をどちらに向けたいか?(メインの南窓へ軒を向けたいとか)
屋根はどのように架けるか?(切妻か寄棟か、下屋根をどうかけるか?)

部屋の天井の形状や高さ、つながりはどうしたいか?

頭の中でいろんなことを考えながら進めるのが結構難しくて、とても頭を使うので疲れちゃいます。
プランが終わるとほぼ完成までの絵は見えてきて、あとはひたすら図面を描くだけ。

何がいいたいかというと平面だけでプランは判断したらダメですよってことです。