三重県四日市まで土地を見に行ってきました。

先日の土曜日に三重県四日市まで土地を見に行ってきました。
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この日はとても気温が高く、車の中でさえもガラス越しに暑さが伝わってくるくらいの猛暑でした。
渋滞もなくすいすいと車を走らせ、滋賀を過ぎたころからマンションから山に風景は変わり、景色を感じながら運転していたのでとても気持ちよかったです。

のどかで飽きさせない景気のおかげであっという間に、高速道路の出口まできました。
目的の敷地も高速道路の出口から近かったこともあり、西宮から丁度2時間で到着できました。
下手に地道が多い近畿圏よりも近い。(笑)
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「何でも建てれるな」敷地を見た率直な感想です。
80坪位のほぼ整形の土地で、南道路。
3方隣家が建ってるのですが、さすがに80坪位あれば影響はないでしょう。

水道、最終ます、電柱、敷地と道路の高低差など建物以外にかかるであろう諸経費のチェックをしました。
草がかなり生えてることもありイメージがわきづらいですが、建てやすい土地だということは分かりました。

このあと3つの敷地も確認しました。
多少の大きさ、高低差、道路幅は違いましたが、どれも整形の土地でした。

私の見解では、土地の費用、諸経費の費用が一番かからないところがいいと判断しました。
今の段階では多少の値段の違いはいいかなと思ってしがいがちですが、家づくりを進めていくと最終的にクロスにするか塗り壁にするかなど、数万円のせめぎ合いになることが多々なのです。
出来る限り、土地費用の負担を減らし、家づくりに回すのもいい家づくりを造る秘訣です。

このあたりの家を眺めてみると、どこも大きいけど、大家族が住んでいる雰囲気はありませんでした。
外から窓の位置や数を見る限り部屋がたくさんあり、部屋を持て余してる家が多いような気がしました。
子供が成長し自立し、住居を変えたか、都会へ移るかで部屋がぽっかりと空き部屋になってしまってるのではと想像しました。
そうであればもったいない気がします。

区切られた部屋を造ってしまうとその家に住む家族が少なくなると用途性のない部屋ができてしまいます。

一昔前と違って核家族化してるため、家づくりも昔の先入観は排除しないといけないと思うのです、

大きい家はいらない、
用途性を限定した部屋もいらないような気がします。
お子さんが出て行った後のことも考えた家づくりが必要かなと思いました。

いい素材はそこそこ高価なものが多いです。
やはり大きさ「面積」が大きくなるとそれだけ素材を多量に必要になってくるため、予算を調整するコストダウン時に良質の素材を断念し、安価なものを選ばざる負えなくなることは、家づくりのあるあるです。

居心地は悪くはないが良くもないそんな生活になるのです。
先ほどの空き部屋の話で、いずれ使わない部屋にお金をかけるのか居心地のいい素材を使い多用途を持たせた必要限の空間で暮らすのか。

家の大きさをどのくらいに設定するかによって「暮らし」がずいぶん変わるのです。
ですので、大きさを決めることはとても大事なことになってきます。

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お昼はお客様に四日市名物「とんてき」の店に連れていってくれました。
豚肉、鶏肉が大好物の私にはうれしい限りで、かなりおいしかったです。

ネットで調べてみると、四日市とんてき協会によるとんてきの定義があるみたいで、

 1.ソテーした厚切りの豚肉である
 2. 黒っぽい色の味の濃いソースが絡められている
 3.にんにくが添えられている
 4.付け合わせは千切りキャベツが主である

なるほど、全部当てはまってます。
にんにくが結構入っていて、豚肉と絡ませて食べるとさらいおいしさを増しました。
日本にまだ食べてない食べ物が山ほどあるですね。
いろんなところに行っていろんなものを食べたい。

食べ物の話はおいといて、

お客さんとは車の中、昼食時など終始家づくりのことを話したのですが、「そとん壁」「モイス」などもご存知なくらい勉強熱心な方でした。
一般の方で私が伝えるまで「そとん壁」とか知らない方がほとんどなんですが・・・

お客さんとは家づくりの趣向が似ているせいか話してても面白かったです。

景色も空気もいいところなので、自然を充分取り込んだ家がいいなと思いました。
体調をちょっと崩してたのでご迷惑をおかけしましたが、終始いい一日となりました。

いいご縁になればいいなと思います。