インターネットでお問い合わせ頂き、早速土地を見に行ってきました。
最近は高低差のある土地を見に行くことが多かったので、今回は平地でしたので見やすかったです。(笑)
周りの環境も落ち着いた雰囲気のところで、住むにはなかなかいいかな。
この敷地の特に変わったところといえば水路があることと前面道路が狭いところ。
水路は市が管理するもので、そこに汚水、雨水を流すといったこともなさそうなので、建物を建てるにあってなにも支障がないかな。
東面に接道してる道路は4m以下でしたので、42条2項道路で道路中心線から2mセットバックしないといけませんが、何センチかのことなので建物に影響することはありません。
水道、下水は敷地内に引き込まれていないので新規に引き込む必要があり、道路工事費、メーター、分担金費など少々費用が掛ります。
電柱も敷地の前にあるので、電気ポールの必要もない。
用途地域などは役所にいかないとわかりませんが、予算取りで関係してくる項目として、防火指定かな。
準防火地域になると、防火サッシを使う必要があり、このサッシ結構高価なのです。
今回は以前にもこのあたりで建てたこともあるので、おそらく基準法22条の制約が厳しくないところかなと思ってます。
お客さんはきっちりと、土地、土地に掛かる諸経費、建物本体、建てるためのその他の諸費用、ローンに掛かる費用、などきっちりと把握し、資金計画をしっかりされていることに少しびっくりしました。
新築を計画するに当たって、まずは諸経費を検討し、本体建物にどこまでの費用を掛けることができるのかを把握しておくことが大事なのです。