いい土地が見つかったということで、見に行ってきました。
駅からもほどよく近くて、敷地の近辺はのどかでいいところでした。
敷地は整形で、2区画にして売りに出されるみたいで、お客さんは東側の土地を候補としてあげてます。
北に広い道路があり、東、南は建物に囲まれていて、西は近日2階建てが建ちそうな気配です。
第一種低層住居専用地域なので、今後も隣家は3階建ては建つことがないのでなにかと安心です。
検討項目として、
■道路と敷地を挟んで水路がある
敷地の前に水路があるんですが、その水路は当然公のもので、水路によって敷地が前面道路に接道していないことになるんです。
基準法上、敷地は2m以上道路に接道しておかなければいけないため、「法定外公共物占用許可申請」というものを提出して水路を利用する許可をもらってはじめて接道したことになり、この敷地に家が建てれるようになります。
許可は必ずおりますが、その手続き費用と水路の上に車が通れる鉄板かコンクリート版で蓋をする費用の負担が掛かります。
■東西南建物に囲まれるので、直射日光をどう取り込むか
北面1方道路で、あとの東西南は建物に囲まれることになるため光をどこから取り込むが課題になってくるところです。
冬の入射角に合わせて南側に庭を設けれるのであればいいのですが、北側に駐車場を造ることになりそうなので南側に光を確保できるスペーズは難しい。
そのため1階の日当りはあまり期待できないため、家族が集うLDKを一番環境のいいところに持ってくることを考えると、LDKは2階にしたほうが賢明かもしれません。
2階だと東西南隣地に囲まれていても、ハイサイドライトや天窓という選択もできるので採光は充分とれそうです。
2階にLDKだけをもってくると何かと不便なので、洗濯するスペース、お風呂なども2階にあったほうが家事動線が良さそうな気もするし、階段はできるだけ1階にアクセスしやすく、玄関近くに持ってこれれば2階LDKの負担は軽減できると思います。
敷地を見た後、少し時間があったので、役所に行って調べてきました。
そこでわかったこと。
埋蔵文化財の指定地域に入っているため、埋蔵文化財発掘届出書を提出し発掘調査をしてもらう必要があります。
おそらく、1日現地で調査するだけで終わりそうですが・・・
■資金計画
土地、建物以外にかかる費用として、
水道管が敷地内に引き込まれておらず、引き込工事が必要で、今回敷地前には水路があるため、水路の下から配管を通す必要があるのである程度の費用は覚悟しておく必要がありそうです。
排水も同じく、敷地内に最終汚水枡がないため、道路本管と接続するために、水路下を通す工事が必要になってきます。
この2点が通常よりもコスト高になる部分です。
あと、総予算表を作って、土地、諸経費を引いた金額でご希望の規模の家が建てれるかラフプランを作れば、お客さんは土地を購入するかの判断はつくと思います。
環境、敷地の形状からして妥当な土地の値段で、家づくりに対しても圧迫することがないので可能な範囲かなと思います。
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