ダイニング椅子選びへ

25坪の家着々と進んでいます。

外壁の色も決まり、年内には足場を外したいなというところです。

先日、友人でもあるマスタープランさんが手掛けるマンションリノベーションの見学会に行った際に、木と工房家具のJクオリアさんところで扱っている「宮崎椅子」が展示されていたので、ちょこっと坐ってみることにしました。

床には杉、壁には珪藻土、明るすぎない、ふんわりとした黄色の照明の空間の中で、カイのno42の椅子に座りキラキラと光るりビング越しに見える海を眺めていると時間軸がちょっと止まったような居心地の良さを感じました。

「贅沢な空間だわ。」

その時に椅子っていいなと率直に感じました。

居心地のいい空間に「長く居続けるためのアイテム」として家具は非常に大事な要素だと感じることができたんです。

早速、現在手掛けている「25坪の家」のお客さんが新築と同時にテーブル・椅子を新調と聞いていたので、さっそくお誘いし、木と工房家具のJクオリアさんに一緒に行くことにしました。

お施主さんは奇抜なものよりも、飾り気がなく素朴で、人肌を感じることができるものが好きなので、「宮崎椅子」は気に行ってくれると確信していました。
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いろんな椅子に何回も座り、座り心地を確認して
結局、椅子を三脚を購入することになったのですが、
そのうちの1脚の小泉誠さんの新作、bochairはいい意味で裏切られました。
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スポーク構造のウィンザーチェアーで、見た感じデザイン優先の椅子のように見えますが、座ってみると、絶妙な曲線を描いたスポークが背中にとてもフィットするんです。背中を優しく包み込んでくれる感じが、ここち良かったです。
まさしく、座り心地のいい何時間でも座ってられる椅子でした。

やっぱり椅子って実際に座ってみて肌で感じるもんです。

写真のものは樹種がウォールナットですが、部屋の雰囲気を考えて、ナラ材を選びました。
納品されて、部屋の中に入るが楽しみです。

あと、2脚は

私が一押しでお施主さんに強く勧めたカイ・クリスチャンセンのno42。
1940年にカイ・クリスチャンセンがデザインした北欧デンマークのヴィンテージ家具。

近年デンマークでは技術の高さから造られておらず、蘇らせたのが宮崎椅子製作所さんだったみたいです。

椅子に座った時にほかのファブリックの椅子の座面よりもなんだかふんわりとした優しい感じがしてお尻がきもち良いと思ったのですが、これは、通常の椅子は座面にはベニヤを敷き込むのですが、no42はベニヤではなく「ダイメトロール」というクッション素材を使って座り心地をさらに良くしているみたいです。

もうひとつ、背面がリクライニングするので、首がとても楽です。

この椅子はさすがこだわっているだけのことがあって。座りながら寝れるわと思いました。

私も家族ができたら真っ先に買いたいと思います!
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あと、村澤さんのpepe
宮崎椅子さんの中でも特に人気の椅子。
座面も広くて座り心地も良かったです。
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写真の樹種と同じチェリーを選びました。

赤味の木はキレイですよね。

結局約三時間くらい選んでいました。
特に、座面のファブリックの色選びで結構悩みました。
落ち着いた色が好みのお施主さんと小さいお子さんもいるので少し明るめの色がいいんじゃないかと主張する私。

どの色も間違いがないと感じていたのですが、3脚並べながらどの色がいいか悩み悩みました。
その時間はとても贅沢で、楽しい時間でした。
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椅子ってずっと使い続けることができる一生もので、座り心地のいい椅子ってずっと座っていても苦にならないんです。

椅子に座って、いい景色を見ながら、ぼっーとして、いつの間にか寝てしまう。

それこそが贅沢な過ごし方ではないかと思いました。

ぐーたらな私だからでる発想なのかもしれませんが…。

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