24坪の小さい家 「大きい家は必要?」

現在手掛けてる住まい「ももちゃん家」

私と同世代の30代のご夫婦、人懐っこい「ももちゃん3歳」のご家族。

将来もう1人のお子さんも考慮し、計4人のお家を計画。

総ご予算は1900万消費税込。
なかなか厳しい数字。

というのも、家を建てるにあたって、家本体以外にかかる費用があるので。

その費用は、今回は地盤改良、既存建物解体費、水道引き込み費、設計料、税金等で約500万円掛かります。

そのため、実質建物に掛けることができる費用は1500万円(税込)になります。

1500万円でいい家づくりはできるのか?

余裕のある予算ではないが、しっかりと取り組めば充分可能。

私たちの世代だとこのご予算けっこう限界だと思うんです。

この限られた予算の中で密な家づくりをするための

考え方として、家の費用は面積に大きく依存するので、ご予算から建物の坪数を割り出すことからスタート。

長く、快適に暮らしその上、維持費トが比較的かからなくするためには、最低坪60万から70万は掛ります。

坪50万代にできなくはないですが、光熱費、メンテナンスなど、建てた後に無駄なお金がかかってしまいます。

今回は坪60万~65万と考えると、計画する家の坪数は一階が12坪、二階が12坪の計24坪くらいになりました。

廊下があったり、客間がある昔の家と比較すると狭いと思うかもしれないけど、私はこの位の大きさが一番いい家になると思います。

広い家はイニシャルコストもランニングコストも結構かかってきます。

そんなお金ないですよね。

家を建てて、住んで、壊すまでのトータルコストを最小限にする。

これが一番賢い家の建て方。

廊下など、密に使わないスペースは造らない。必要最小限の面積で、建物の性能を上げる。

維持費やメンテナンスが余りかからない素材を使い、光熱費を抑えた自然エネルギーを利用するために、断熱のスペックを上げる。

広い家に住みたいって方多いと思うのですが、実際に使っているスペースって限られてませんか?

ほとんどが物置き場か廊下になってませんか?

最近、収納や整理術のセミナーが流行ってるみたいで、人が溢れるほど人気があるみたい。

「ものが多く整理できないため、広い部屋に住みたい」

これ一番危ないパターンみたいです。
広い家になるとどこにでも置けるのでかえって収集つかない。

しかも面積が大きいので掃除をするのが大変。

地獄まっしぐらです。

家はステータスで大きい家に住む時代でもなく、物置き場で使うだけの余裕もないんですよね。

小さく居心地のよい、掃除も収納もしやすい体にもお金にもやさしい家がいいですね。

私がもし100坪の土地を持っていたとしても、家族4人だとすると20坪くらいの家を建てて、
あとは庭にしますね。

光も風も入るし、周りも気にしなくて建てれるしね。

今日はこのくらいにしておきます。

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