何かと図面の量はいつも多くなってしまいます。
自己満足といわれそうだけど、できれば1枚でも少なく終わりたい。
外部に木製建具、キッチンも造作、TVボードも造作、洗面も造作、浴室も在来かハーフユニット、枠廻りも杉の無垢、高さ、平面ともに無駄を省くためにぎりぎりのサイズに設定。
そうなると、自ずと図面は多くなってしまうのです。
昔は大工さんが木の見付や見込み、ちりなどの意識が高く、和室や茶室など見え方のディテールのこだわりはかなり高かったです。
昔の家はなにかとプロポーションがいい。
私としては大工になり変わって、木への見せ方の意識を高めたいので、今後もできるかぎり詳細図面を描いては悩んで、いい寸法取りを決めていきたいと思ってます。
今の世の中、既製品が多いので、書き手も造り手も意識が薄れてきてるけど、やはり建築士としては図面しっかりと描いてくことかなと思っています。
イメージを形にしてくれる人がいれば別ですが(笑)
図面を描くことで、出来上がった時に、シンプルにうつる空間を見て、にやけたいと思ってます。