照明は器具よりも電球選び

私の友人が飲食店をしているのですが、毎月の光熱費を聞いてがびっくりしました。

毎月の経費を抑えることは経営の鉄則。
照明器具の電気代を下げれる方法を検討してみました。

店舗などは特に空間の雰囲気が大事なため、演色性の高いハロゲンランプを多く使うのですが、それをLEDに変えるとどのくらい電気代が安くなるのか。

年間電気料金=使用電力W×個数×年間使用時間h×電力単価円/W

ハロゲン省エネタイプスポット用ランプ 50W
50W×0.02円/W・h(大阪府)×3000時間(週一日使用しないで1日10時間稼働)×10台=30000円
ハロゲンランプの値段 650円/個×10=6500円

ハロゲンランプと同性能のスポットライト用のランプ 15W
15W×0.02円/W・h(大阪府)×3000時間×10台=9000円
LEDランプ 4000円/個×10個=40000円

イニシャルとランニングコストを考えると、LED照明にすると、2年を過ぎると逆転し、どんどんと電気代の差が出てきます。

ランプの寿命においても、ハロゲンは4000時間 LEDは40000時間ですので、
ハロゲンは約1年に一回交換。LEDは10年に一回交換。

でもでも、
20070520民家田中邸-140
ハロゲンランプは大きな光束を得ることができるので、照明器具自体を小さくでき、スッキリとした空間を演出できるのがメリットです。

輝度がたかいので、スポットライトによく使われ、ピンポイントに料理を照らせば、綺麗にうつるんです。

このような光源はLEDにはまだ完全には出せておらず、色んなメーカーがLEDの開発に死力を尽くしている段階です。

ハロゲンの光により近いLEDランプは出てきていますが少々コスト高。
中途半端な時期で、ランプ単体の値段ももう少し安くなっていくと思います。

LED対応できる照明対応できるようにしておくのがいいかも。

空間を活かすには、照明器具のデザイン性もいいけど、電球を選ぶことに着目してもいいかもしれません。
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