薪ストーブ導入にあたって色々と調べてます。
今回は煙突。
煙突って、1重煙突、2重煙突(空気層)、2重煙突(断熱材入り)があるんです。
上の写真の煙突は1重です。
これが2重(断熱材入り)。
太さを見てもすぐにわかると思います。
当然、1重の方が安く、その次に空気層、断熱材入りなんですが、
薪ストーブの雑誌をみてると、1重煙突が多いんですけど、少しお金が掛かってもやはり2重煙突(断熱材入り)にしておくべきだと思います。
室内の煙突はそんなに断熱しなくてもいいように思うかもしれませんが、薪を焚いているところと煙筒上部では結構温度下がるんです。
また、温度差によって煙が冷やされススになるので、ススがたまると熱効率が落ち、メンテナンスを頻繁にしないといけなくなるんです。
すぐにランニングコストがイニシャルコストを超えてしまいますね。
煙突の長さですが、室内外合わせて4m50cm以上とすること。
というのも、吸い込み強さは高低差に比例するので、煙突が短いと吸い込んでくれないんです。
屋根面から90cm以上はのばすこと。
煙突から水平3mの距離から60cm以上煙突を高くのばすこと。
煙道の火災を懸念するというよりも、風圧の影響が大きいです。
屋根の上には屋根の影響で風圧帯と呼ばれる一時的に気圧が高い帯状の層が発生するんです。
その風圧帯が煙突のトップにかぶさると、気圧の低い、煙突内部や室内へ風が吹き込んで、煙が逆流してしまいます。
ですので、屋根の上にできる風圧帯よりも煙突を高くしてあげないといけないんです。
屋根から90cm、水平3mのところから60cm以上高くしておけば安心なんです。
図面でその確認をしました。
快適性、ランニングコストを考えて選ばないと、痛い目に合いそうですよね。