真っ白な壁に焼き杉、木の格子・・・
モダンな和の外観は、歴史ある町の風景に馴染みながらも、地域の新たな顔として、町並みにそっと花を添えています。
充分な強度を誇る80年生の杉を柱や梁に活用して、すっきりと無駄なく構造を組み上げ、土壁で壁をつくりました。
窓がきりとる絵画には、周囲の緑が映え、内と外の境界線が程良くにじんで、住まう人に奥行と解放感を与えています。
何の飾り気もない静けさ・・・でも、シンプルだけではない、チカラ強さのある住まいです。
建築地 大阪府豊中市
家族構成 ご夫婦、子供1人
用途地域 第一種低層住居専用地域
構造規模 木造在来軸組2階建て(土壁)
敷地面積 110.47㎡(33.41坪)
延床面積 102.60㎡(31.03坪) 『1階52.92㎡(16.00坪)2階49.68㎡(15.03坪)』
施工 ㈱建築士事務所 民家
<主な仕上げ>
構造材 高知県嶺北材
造作材 三重県熊野材
床材 奈良県吉野材
屋根 ガルバリウム鋼板縦平葺き
外壁 焼き杉(押え縁)仕上げ、そとん壁かき落としの上くじ引き仕上げ
内壁 漆喰塗り、土壁中塗り仕上げ
天井 1階 漆喰塗り 2階 杉構造現し
➔平面プラン
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