昔懐かしい竹小舞

ほたるの家

いよいよメインの土壁工事が始まります。

土壁を塗るための下地、竹小舞(たけこまい)。
今回の竹は九州から入れています。
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柱と柱に固定された貫(ぬき)に縦に入れた割竹をシュロ縄で編み込んでいるところです。
なかなか難しいそうですが、竹小舞屋さんはいとも簡単に綺麗な碁盤の目に編んでます。


ちょっと見苦しい動画でしたが、勘弁してください。
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ちゃんちゃんこを着たおばちゃんいい味出しています。田舎のおばあちゃんをふと思い出しちゃいます。

腰にぶら下げているのがシュロ縄です。
シュロ縄って、その名の通り、シュロの木の皮から作られているんですが、丈夫で、水に強く、伸縮性があるため、昔は田植えに使ったり牛の引き綱したり、漁などよく使われているみたい。

竹小舞って編みものと似ていることもあり、昔はご近所の主婦たちでやってたらしいです。

下の写真は一面完成したものです。
キレイな碁盤の目ですよね。そこに土をねじ込んでいくんです。

両面合わせて60~70mmの土を塗るので、強度もある程度しっかりとしていないと、仕上げの左官の壁に影響してきます。
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夕方に竹小舞から射す光がいい感じなんです。
土を塗ると見えなくなるものなのですが、見えなくなる部分でもこれだけ繊細に仕事ができるってすごいなと思います。
竹小舞が完成すると、いよいよ、土を塗っていきます。
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わかりやすく、ほのぼのする動画があったので、ご参考まで。

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