土を塗るということで、ちょっと塗らせてもらいに行ってきました。
現場に着くや否や、なんともいえない独特の土の匂い。
いいなこの自然の匂い。
左官屋さんが片手にもった鏝板にたっぷり土をのせ、いとも簡単に壁に塗る込んでいるのを見て、
まあ自分もできるかな
と思っていたのですが・・・
鏝板にのった土を片手で持つことさえ難しい。すぐに左手がパンパンに。
鏝板にのっている土を鏝で掬い上げるのもやっとのことで、壁にうまく塗れず、足元に土をポタポタと落としているだけという始末。
全く役に立ちませんでした。
お施主さんも後から参加して一緒に塗りました。
私も小さい時に両親に家を建ててもらった記憶の様に、お子さんもほんの片隅でも、家づくりをしていたことを覚えてくれたら嬉しいな。
左官屋さんもお施主さんに優しく塗り方を教えてくれる様子を見ると、もの作りはほんといいなと思いました。
左官の仕事がどんどん減ってきて、左官屋さんになりたいという人も減ってきているみたいです。
昔は苦労をしても、手に職をつけることをしたいと私も含めて思ったものです。
「人に真似できない仕事」はなくならず、継承していってほしいし、そういう人になって欲しいなと思います。
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